【J特】誤審が緊張の糸を切ったゲーム vs 仙台

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去年はJ2だったので2年ぶりとなった仙台アウェイ。東日本大震災のあとに初めて訪れる仙台、変わらない地下鉄の窓から見えるユアテックスタジアム。アウェイ側は手前の八乙女から行くのが近いのですが、久々だったので終点まで行ってスタジアムへ。
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ユアテックスタジアムの前に立つベガッタ像。震災直後にTwitterなどでも見かけた像、地震にも負けずにそこにありました。
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スタジアムの前にはこんなゆるキャラが。どこかの町のテントが出ていました。でも全般的に寂しい感じでした。最近は大がかりなテントやフードコートなどがあることが多かったので物足りない感じもしました。
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アウェイ待機列に向かうためバックスタンドの裏を通りかかったらこんなビッグフラッグが掲げられていました。
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アウェイ待機列に着いたときはかなり後ろになってしまいました。最近のアウェイは遠方でも出足が早くなりましたね。
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仙台は目下単独首位、ということでこの試合は厳しい戦いになることが予想されます。そして、前回の仙台での対戦ではまさかの逆転負けで実質、仙台の残留とウチの降格が決まった試合。その時にはちょうど、赤嶺はレンタルで試合後に仙台の心ないサポーターが「東京沈没」というゲーフラを赤嶺に渡そうとして、ベガッ太くんが激怒したというなんとも嫌な思い出がありました。そんなのもあり、この試合は勝ってリベンジしたいところです。
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最近では珍しくユアスタはアウェイサポーターでもホーム側まで行くことが出来たのでしばし探検。ホーム側ではこんなお弁当が売られていました。てっきりホーム側には行けないと思っていたので予習していなかったのですが、中身はなんだったのでしょう?試合後に牛タン予定だったのでスルーしちゃいましたが。
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試合前にはベガルタチアのパフォーマンス。やっぱりこの手の大人の女性のチアに慣れていない(?)東京サポーターは大喜び。拍手です。目の前を通ったときにもひときわ大きな拍手、ブーイングなど浴びせません。
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またバックスタンドの電光掲示板の広告のところには東北へのメッセージがテロップで流れていましたが、ポポビッチ監督のメッセージも表示されていました。
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東京はケガから復帰した権田と米本が戻ってきたと同時にこの前のACLで活躍した大竹、千真などもスタメンに起用されました。仙台は胃腸炎で欠場も予想されていた赤嶺がスタメン、ちょっとやられた、という感じでした。
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ぜんはんは一進一退の攻防。さすがに仙台は首位を走るチーム、チーム状態がいいのを随所に伺えました。FWの赤嶺、ウィルソンの位置からハイプレスを掛け、中盤では太田が縦横無尽に走っていて、東京は思い通りのパス回しが出来ないでいました。チャンスもあったのですが、ボールを奪われると一気にDFの裏のスペースに放り込まれウィルソンの突破もしくは、赤嶺のポスト、と徹底したカウンターを仕掛けられて冷や冷やしました。特に副審が名木と聞いて、過去、オフサイドがらみの誤審をしているアシスタントレフリーなだけに、オフサイドの取り損ねが怖いよね、と話しながら見ていました。
ただ、東京も攻めてはいるもののフィニッシュになかなか持ち込めずチャンスらしいチャンスがなかったように思います。そんなわけで、前半は0-0で終わればいいや、と思っていたときに問題のシーン。
ベガルタの菅井が治療のためピッチの外に出ているときに、ベガルタがすかさずリスタート、東京はオフサイドラインのギリギリのところを赤嶺が抜け出し、東京はオフサイドをアピールしますが、レフリーにスルーされそのままゴール、得点が認められます。これに東京のベンチ、選手そしてゴール裏は怒り爆発。最終ラインの選手はみんな呆然としていました。ゴール裏目線でも赤嶺は出ていたように見えたし、左斜めから撮影した映像を帰京後に見たけどこれも微妙、なにより、一番納得いかないのは、副審の名木がケガでピッチの外に出た菅井に気を取られていたのか、東京の最終ラインの真横にいない状態で、ボールが出てから慌ててラインのところに行く始末、これじゃ、微妙なオフサイドの判定は出来ないでしょう。ひどいジャッジでした。
このまま、前半は終了するも東京のゴール裏はレフリーに対して怒りの「オフサイド」コール。仙台とはホントに一進一退の攻防をしていただけにレフリングでゲームを左右されたことに全く受け入れられない状況となりました。自分自身は「また、名木かよ」という感情です。
そんな「オフサイド」コールをナオがゴール裏に向かって「抑えろ、抑えろ」というジェスチャーでなだめるシーンがありました。
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後半に入り、レフリーが入って来ると再び「オフサイド」コール。これには意味がありました。疑惑の判定をした名木が東京側のゴールのネットのチェックに来るからです。東京のサポーターの前のゴールをチェックしに近づいた瞬間につんざくばかりの大ブーイングとオフサイドコール。これでレフリーに対して不満をぶつけます。
海外ではこれくらいあたりまえのこと。そういう緊張関係がなければレフリーも前半のような気の抜いたジャッジを繰り返す。
後半に入り、明らかに名木のオフサイドの判定が変わった。それまではほとんど取らなかったのが取るようになったり、選手達も不信感を持ってプレーしているのが伝わってきた。仙台のディフェンスラインの裏を抜け出してもレフリーを見て、プレーを続けたりと、疑心案疑にプレーしていたから。セルフジャッジは良くないけど、これでは思い切ったプレーは出来ない。
しかし、前半のあのゴールでサポーターも選手もベンチも「早く1点取り返そう」という気持ちが前に出すぎてしまい、冷静さを欠いていたのは事実。しっかりパスを繋いで相手をいなしてというのができていなかったし、ベンチも後半早々に大竹を外して草民、さらには米本を外して谷澤、羽生からルーカスと勝負に出たのですが、それが裏目に出てしまいました。バランスがおかしくなり、守備が緩くなったところで仙台にフリーで右サイドを抜かれ簡単にクロスを上げられて、そこに関口に頭で決められ2-0で。このゴールは敵ながら「やられた!」というゴールでした。でも、ここから1点でも返して流れを取り戻したかったのですが、なかなか自分たちの思い通りにも行かないフラストレーションからイライラが募る展開。仙台もしっかりひいてがっちり守るからなかなか攻撃の糸口が見つからない。ボールを回して綻びを見つけようとしても、仙台の守備が集中して綻びがない、そしてカウンター。あっという間に4-0に。完全に仙台のお祭りムードになってしまいました。
挙げ句にリャン・ヨンギの復活祭までお膳立て、東京的には非常に悔しい残念なゲームになりました。
ゴール前でシュートコースがないからなかなか打たなかったこともあるし、レフリーの1点目の判定に対する不満も含めて怒り爆発の試合でした。
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4-0完全に完敗です。しかし、仙台は強かったですがどちらかというと、東京が冷静さを欠いて自滅した感もぬぐえない試合でした。そして当然のことながら、フラストレーションの溜まるジャッジに我々サポーターだけでなく監督も不満を前面に出したことで退席となってしまいました。それにしても1点目の判定が後味の悪いゲームにしたといってもいいそんな試合でした。
この試合に関しては1-0で負けていたら、あの判定に対してもっと、不満があったと思うし、仙台の強さを受け入れられなかったかもしれませんが、4-0となったことで、判定に対する不満はあれど、仙台も強かったな、と言う印象を受けました。いいサッカーをしているとは言いませんが、結果が出るサッカーをしているな、と言うのが実感です。夏場を越えて年間通してこのサッカーが出来ればいいところまでいくでしょう。
あと、現地目線では3点目もオフサイドじゃね?と思ったんですが、あれは違ったようです。
いずれにしても36試合もあれば1試合はこういう試合もあるでしょうし、ホームで仙台と当たったときは倍返しをしたいところです。
それから、せっかく首位にいるのにベガルタ側のスタンドが満席にならなかったのはちょっと残念でしたね。結果がついているだけにもっとお客さんに来て欲しいと思います。
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by y_flugels | 2012-04-23 22:51 | ++FC TOKYO