【J特】一体感のあった15分 vs 鳥栖

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ACL明けの公式戦はホーム2連戦。この日の対戦相手はサガン鳥栖。思えば去年のJ2開幕戦と同じカード。あの時はまさか、今年J1で対戦するとは夢にも思わなかった、そんな組み合わせ。
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鳥栖のゴール裏。J1 1年目と言うことでこんな横断幕が掲げられていました。一時は経営危機などもあって、それを乗り越えてのJ1、そして今シーズンも初年度ながら健闘する戦いぶりすばらしいです。
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試合前には去年同様、お約束で「♪跳ばない奴はサガン鳥栖~」の煽りチャントで煽ってゲームに入ります。
布陣はこの前のACLとほぼ同じ感じ、鳥栖はJ1では最少失点を誇る固い守備、これをどう切り崩すか、がこの試合のポイントになります。
前半から東京はボールを回すも鳥栖の守備の網に引っかかってなかなか自分たちのリズムを作れない、そんな時間が続きます。そしてボールを奪われれば、一気に鋭いカウンター、一進一退の攻防が続きます。今年の東京は「引かれた相手をどう崩すか?」それが試された試合だったように感じました。
さすがに鳥栖のカウンターの精度が高く、前2人にあわせてという意思統一もできている感じでした。しかしなにより、守備の意識が高いので、本当に東京の攻撃の時には全員が守備に入ってパスコースすら作らせない、そんな展開でした。ただ、その裏を使おうという意識はかなり見られましたが、それを生かすことができませんでした。梶山のポストに当たったのなんかは惜しかったなぁ。
そんな感じで時間が過ぎて、このまま前半は終了かな?と思った矢先に右サイドを破られて水沼宏太に技ありのシュートを決められ0-1に。
こうなると、鳥栖の守備はますます固くなり厄介だなぁ・・・と思いながらのハーフタイムです。
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後半に入り、東京はまずは同点に追いつかなくてはなりません。が、ヒョンスの上がりが影を潜め、攻撃が椋原のサイドに偏ってしまいます。そうなると鳥栖は守りやすいですね、そこをしっかりガードしてブロックを築いて攻撃を摘み取っていきます。
こうなるとセットプレーでの得点に期待しますがここも守備が固い、いいところまでは行くのですが、最後のところでカットされてしまいます。
そんな中、ルーカスのパスをカットされた(と思う)からカウンターを食らって、またしても水沼宏太がからんでの得点。絶妙のクロスに権田が飛び出すもその前で豊田が頭であわせて0-2、これは致命的な失点となりました。この鳥栖を相手に2点を取るのはかなり厳しい状況。
ちょうど、ヒョンスと谷澤を下げてナオと千真を入れて前がかりにしたところでの失点ですからいただけません。
こうなると、東京はどうするのか?最後の1枚は河野、これがうまくはまりました。ヨネを河野に代えて、梶山をボランチの位置に入れて、先ほどのヒョンスの交代で徳永がサイド、秀人が最終ライン、とにかくめまぐるしくポジションチェンジをして攻撃シフト。やっぱり、徳永がサイドに入ると攻撃の推進力が一気に増します。
ナオとの攻撃は迫力がありました。こうなると流れも徐々に東京へ。サポーターの声援も次第に熱を帯びてきます。
そしてCK、ここで「東京こそすべて」を歌い始めるとゴール裏だけでなくバック、メインからも手拍子が聞こえるようになり徐々にスタジアムが一体感を持って応援、まさにホームの雰囲気。東京のサポーターはとかく、普段はまったりとした感じの応援、と言われることもありますが、「ここ」という時の一体感はすごい、まさにそんな感じでした。応援に後押しされるように倒されてもボールをキープ、球際で負けない、そういうプレーが徐々に東京へ、そして徳永が頑張ってナオへ、これを抜け出した千真に、これが決まって1-2に。スタジアムは興奮の坩堝とかします。ここまでひたすら守って逃げ切ろうとした鳥栖が浮き足立っているのが分かります。こうなるとサポーターの声でさらに後押し、今度はルーカスがふわりと浮かしたボール、これもまた徳永が体を投げ出して折り返し、それを千真が膝?で押し込んで同点に!この時間帯、徳永のがんばりが目立ちました。そして、これだけでは終わりません。この得点の時にすぐにボールを拾って試合をスタートさせようという気持ちが良かった。
完全に戦意喪失気味の鳥栖に対して、とどめ、梶山が頑張って倒されて得たFK。これをまたまた千真が”鼻”であわせて3-2。途中交代でハットトリックの活躍、15分で3点、逆転勝利を収めました。
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試合終了までの間、いつもなら「眠らない街」を歌うのですが、この日は「ヘイ・ジュード」を合唱。この前のプレミアのマンチェスターシティの劇的勝利を彷彿させる展開にあえて、この曲、もともと東京ガス時代にはこれだったので、その時の歌で締めくくり。
ホームでこういう試合を見せてくれると最高の気分です。この日の観客は25000人、もっともっと生で見て欲しかった、そんな試合でした。
この日の主審は松村さん。久々に見たけどやっぱり安定していてストレスもなくていいですね。自分としては見ていて安心できるレフリーです。
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これでホームは2勝目。いずれも3-2というスコア。サッカーでは一番おもしろいスコアと言われていますが。
そして来週はいよいよ、あのチームと対戦。個人的にはダービーのヴェルディ、クラシコのフロンターレ以上に負けられない、負けたくない相手です。今日のような戦いでぜひ勝利を!
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by y_flugels | 2012-05-21 23:20