[1999年秋]沖縄小旅行2部作-その1-
この年の秋に人生の中で一二を争う(笑)大失恋をしました。その彼女はすごくきれいで(強いて言えば水野真紀に近い感じ)、自分にないものをもっていて、すごく素敵な女性でしたが最後の一押しを失敗してしまいました。社内恋愛だったので、その後は彼女と顔を合わせるのも辛くどうしようもなくなって沖縄に隔週で通った時期がありました。この時に沖縄に連続で訪れて行くたびに裏切ることなく受け入れてくれたことがその後、ますます沖縄にのめり込んでいくきっかけになったのかも知れません。
飛行機に乗って約2時間30分、シートベルト着用のサインが転倒する頃には海の色が鉛色の関東の海から徐々に青緑の海にかわってきます。
前の年に全日空が横浜フリューゲルスを潰すというあってはならないことが起きて以来、全日空=くそ会社ということで、JAL、JASに搭乗することにしています。この年以降はいくら整備不良が多発しても(苦笑)ALL JAL/JASに乗っています。
到着して向かったのは本島南部にある馬天港。そこから沖縄の聖地といわれる琉球の始祖アマミキヨ生誕のちと言われる久高島へと向かいます。新龍丸というちっぽけで古めかしい船で向かいます。
往路は波照間に行くとき同様大揺れして天井に頭をぶつけてしまいました。
久高島は見た目には沖縄の一離島で御嶽もいくつかあったのですが、聖地の島と言うことでちょっと勝手に入ってしまっていいのか判断に苦しむ部分もあったので外から眺めるに留めました。
島の最北端です。
島ではにんじんの栽培が行われているようでにんじん畑を多く見ることができました。
帰りは沖縄の離島に行くにはよくお世話になるタイプの船、高速船ニューくだかで馬天港へ戻ります。
港に戻り次に訪れたのは南部の戦跡。きちんと訪れようと思っていたのですが、今まではどうしても離島に行ってしまった関係できちんと行くことができなかった場所です。平和祈念公園です。
この断崖はアメリカ軍の進軍により追いつめられた沖縄の民間人などが飛び込んだとされるところです。
この断崖を見下ろせる場所には噴水があり、そこから放射状に第2次世界大戦でなくなった沖縄の人、軍人、韓国や中国などの外国人、そして米軍の名が記された墓碑が並んでいます。
噴水から断崖の方を眺めます。
墓碑がこのように並んでいます。
その後、バスに乗り奥武島のゲートウェイになっている港川に行きます。ここ港川は縄文時代の人骨、港川人が出てきた場所で有名です。
歩いて漁師の島、奥武島に渡ります。
ここ奥武島は取れたての魚を調理したり天ぷらにして売っているお店が並んでおり、わざわざ買いに来る人がいるほどだそうです。
島の中には立派なサバニがおかれていました。
今回は1泊2日という短い旅行でしたので、その翌日の昼間の便で帰京しました。帰りの飛行機からは富士山の姿も眺めることができました。
by y_flugels | 2006-02-07 22:45 | ++沖縄