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【J特】Never Ending Story

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ACLラウンド16は一発勝負。アウェイの蔚山戦で痛恨の敗戦を期した我が東京はアウェイ広州での戦いとなりました。広州と言えば今やおそらくアジアではナンバー1を誇るであろう財力を持ったチーム。ACL中にも監督を解任させ10億円でサッカー界では知らない人はいないリッピを招聘したり相手にとって不足なしです。
特にコンカ、ムリキと言うワールドクラスの選手を抱え、東京はそこでどこまで自分たちのサッカーができるか、の戦いでした。
前半は相手にペースを握られる時間も多かったですが集中して守っていたと思います。ただ、Jではおそらく止められた、であろう、体の入れ方などをいとも簡単に抜かれピンチを招くシーンが幾度となくあり、再度のところで何とか防ぐ、と言う感じでした。特にJではそう簡単に抜かれることのなかった徳永のところがいとも簡単に抜かれるシーンが幾度となく見られ、相手の強さを実感しました。あと高橋秀人のDFはやっぱり怖い・・・ボランチならOKでも最終ラインであの守備は怖いです。
ただ、東京も終始防戦だったわけではなく、何度か自分たちの時間帯もあり、押し込んでいる時間もありました。
先制は広州。うまく裏に抜け出され、東京の選手が棒立ちになっている中でフリーで決められてしまいました。あの失点はしょうがない、と言えばしょうがないですが、あのレベルの試合ではやはりケアしなくてはならない失点でした。
後半。相手が前半はハイプレスで来ていたこともあり、「このまま90分無理だろ?」と思っていたのですが、案の定、ハイプレスから引き気味になる事で東京がボールを持てる時間が多くなりました。ただ、持てるだけで決定的なシーンをつくることはなかなかできませんでした。悪いときの「あともう1歩」という感じ、「なぜそこで打たない」というそんなもどかしさだけが募る時間でした。
そしてこの試合でもやはり浦和戦同様、交代が遅い、と感じました。事実、最後に出て来た河野がチャンスをあれだけ作っていたのですからもう少し見たかった、というのは本音です。なんどか決定的なシーンもできていましたしね。ルーコンのところでボールがおさまらなかったのも良くなかったですね。

最後の怒濤の攻撃はしびれました。特に最後のCK、権田の頭が決まっていたら、失神してもおかしくない、そんな感じでした。無情にも右に外れました・・・。
バーに助けられたり、相手のミスにも助けられての1-0ではありましたが、決して、完敗、ではなく、あともう少し、何かが足りなかった、そんな印象のゲームでした。
だからこそ、終わった後はすごく悔しい気分で一杯でした。選手もそうだったと思います。
特段、リッピの采配がすごかったわけでもなく、ただ、ムリキは化け物でしたし、判定にも?だったり、最後のロスタイムの相手選手の負傷は謎だったり、怪しい医者が出て来て笑えたり、いろんなことがあったラウンド16でした。

選手達は勝てなかったことが一番の後悔でしょうが自分はやはりあの現地に行けなかったことが一番の後悔です。それは次のFC東京のアジアツアーにとっておこうと思います。

ACL・・・やっぱり楽しい、「罰ゲーム」なんかじゃないです。来年も絶対に出たいです。
そして去年、J2だったチームが今年はアジアと対する、サッカーのすごさもあらためて実感しました。
いつか、他のチームが、例えば仙台とか鳥取とか富山とか愛媛とかが世界と対戦したらおもしろいでしょうね。そんなACLともお別れするのが寂しくてなりません。



正直、中東のレフリーと聞いて嫌な予感したんだよなぁ・・・

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このボール、権田は触れていないわけで・・・出てるよね??赤い選手・・・う~ん(--;
これ以上は言いますまい。来年、この分も仕返ししないとな。

by y_flugels | 2012-05-31 21:58 | ++FC TOKYO