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ぐるっと山梨~静岡周遊【その2 武田信玄の隠し湯】

甲府では約50分の待ち合わせ。武田神社にはじめ行こうと思ったのですが歩いて行くには距離があり、バスで行くには時間が合わなかったので断念。かといってさっき駅弁を食べてしまったので”ほうとう”を食べるわけにも行かず。。。ほうとうといえば、昔、営業をしていたときに山梨のお客様に来た際に甲府まで足を伸ばして食べたのを覚えています。有名な小作、に行きました。
ということで調べた結果お邪魔したのが駅から徒歩10分のところにある宝石博物館

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日本で唯一という宝石博物館。ちょっと古めかしい感じでしたが、女性がいったら大喜び。原石から宝石になったモノまで、館内にはいろんな種類の宝石が飾られています。宝石屋さんだとお店の人にいろいろ話しかけられる・・・ということでじっくり見ることもできないこともあると思いますが、ここなら思う存分眺めることができます。で、館内は撮影禁止なのでパンフレットを撮影。

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館内はこんな感じです。カップルで行ったらきっと男性は女性にねだられてしまいそうな、そんな感じです。。。ちなみに甲州は実は水晶などの宝石産業が実は盛んな地域だそうで、宝石博物館によると”世界の二大宝石工業地”だそうです。

おおよそ20分くらい中を見て駅に戻ります。時間がちょっとあったので駅前の武田信玄像をぱちり。

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甲府から身延線というローカル線に乗りました。この身延線、単線なのですがたまたまこの日は人身事故でダイヤが乱れてたせいもあるんでしょうが、とにかく行き違いで待つ待つ・・・。たばこを吸う人は喫煙タイムができていいんでしょうけど。。。これも鈍行の旅行ならではですね。36キロの距離を1時間ちょっとかけて走ります。

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下部温泉駅に到着です。下部温泉はけっこう有名な温泉なのでもっと開けていると思ったら、思ったよりひなびた感じで私的には「来たよ、来たよ!」という感じです。駅の雰囲気が山間の駅という感じですごくいいです。

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駅前には旅館案内所があるんですが、これがまた時間が止まった感じの建物でいいです。(写真で”富士川屋”の手前の建物)観光地化された温泉地もいいですが、こういうレトロな感じの温泉地もいいですね。この旅館案内所で次の電車までの1時間に外湯につかれる場所を教えてもらいました。500m上ったところにある温泉会館と駅前の下部ホテルの温泉。温泉会館も気になったけどゆっくり温泉に浸かりたいので下部ホテルの外湯(\1,050)を選びました。

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下部ホテルは下部温泉地区で一番大きなホテル。この日も団体バスツアーとかが来ていたりという感じのホテル。フロントで「案内所で聞いたんですが・・・」ということでお金を払ってお風呂の場所とタオルを受け取る。フロントの方も感じが良かったです。

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下部温泉は単純硫黄泉ということで無臭無色ですがなにより飲用としても日本では随一の温泉なのだそうです。胃が弱い私にとってはうってつけの効能なのです。今回、行ってみようと思った理由でもあります。そして「下部の温泉はぬるい」ということでも有名なのですが、ここの温泉は32度~34度ということで下部ホテルにも噴出したそのままのお風呂があり、ぬるま湯でじっくりと浸かりました。そしてたくさんお水も飲んでしまいました。。。
この温泉は武田信玄がケガの療養に訪れた隠し湯とのこと。とはいえ、ここまで戦国時代に歩いてきたのかと思うと、すごい、っておもいます。

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お風呂で約30分くらいのんびりして駅に戻ります。列車の到着まで15分くらいあったので駅の近くをぶらぶら。ちょっと山の方に行ったところに湯之奥金山博物館なるものを発見。しかしちょっと中を見るには時間がなかったので今回は断念。宝石に金、なんてやっぱり甲州は宝石の宝庫かもしれませんね。
駅の近くをぶらぶらすると時間は17時を過ぎ、夕方になります。夏の夕方と言えば、ヒグラシの鳴き声。この鳴き声を聞くと夏の夕涼み!って思ってしまいます。しかもヒグラシは自然が多いところでないと聞けないと思うのですが、ここではばっちり!すっかり気分的にものんびりしてしまいました。

by y_flugels | 2005-07-31 22:13 | +Travel & Trip