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日航機墜落時から20年

角松敏生のバラードで『Ramp In』という曲があり、彼自身のライナーノーツに'85年に起きた航空機事故の乗員乗客に捧げたとあります。
この曲を聴くと夏の夕焼けに消えゆく機影を思い出さずにはいられません。

御巣鷹の尾根に慰霊登山 ジャンボ機墜落事故20年

あれから早いもので20年が経ちました。それまでは羽田沖の墜落事故、なども記憶にはありましたが、”飛行機は墜落しないもの”だと漠然と信じていた安全神話が崩れた、ことを記憶しています。そして便名が1・2・3と象徴的だったのも印象深いです。

墜落事故があった時にはちょうど12歳、家でテレビを見ていてニュース速報で事故を知ったのを覚えています。刻々とTVの画面では騒然とした雰囲気が伝わり、羽田東急ホテルでの記者会見など漠然と覚えていますが、翌朝の各局の特報そして、刻々と伝えられる被害状況を固唾をのんで見ていたのを覚えています。

現在は、航空業界の一翼に携わっていることもあり、またプライベートでも年10回程度は飛行機を利用します。そして皮肉にも、横浜フリューゲルス問題がありNHは一生、利用しないと決めているので、必然的にJLを使用することとなります。そしてもちろん安全と信じて利用しているわけですが、しかしJAL123便のような墜落事故と隣り合わせであることも事実です。

ここのところの航空業界は先日のトロントでのAFのオーバーランや一連のJLのトラブル、管制トラブルなどイヤなことが多く起きています。今日の日を安全へ再度、手綱を引き締める日にしていただきたいと共に、お亡くなりになった方々のご冥福をあらためてお祈りしたいと思います。

by y_flugels | 2005-08-12 10:11 | +ひこーき